こんにちは!ゲストハウスボランティアのHiriです。
オフリドはオンシーズン真っ只中です。ゲストハウスも満室の日が続いております。
オフリドには、ヨーロッパ各国やオーストラリアやアメリカなどからの観光客さんたちがたくさんいます。
湖のビーチで泳いでいたり、日光浴していたり。とってもカッコいいお兄さんが海パン一丁で日光浴していたりして、目のやり場に困るシーズンでもあります。
オフリドの冬はとても寒くて、冬になると観光客もあまり来なくなるそうで。夏が一番華やかで賑わっているそうです。
中心地であるセンターにはボートがたくさん停まっていて、料金を払うとボートで湖を渡ることもできます。
料金は15€から20€くらい。オフリドの物価からいえば明らかな観光客向け価格ですが、思い出はプライスレス。私も北マケドニアから出国する前に、一度乗ってみたいかもしれません。
そして今日はごはんが出ない日!
朝からオフィスのキッチンでもっさもっさパンでも食べようかと思っていた矢先、始業開始の30分前に団体のお客様がいらしたのでチェックイン対応をしました。
つまり食べるタイミングを逃しました笑
その対応が終わったら客室清掃を開始。今日は調理補助の業務がない代わりに1人で掃除しなければいけないので慌ただしく時間が流れていきました。
プライベートルームが満室でチェックアウトが重なった日は、まずいつもの昼休みまでに掃除を終えることはできません。
切りのいいところで一旦ストップしてお昼ごはんです。
さて、私がいただくのは……
北マケドニアのポテトチップスです。
お値段は忘れてしまいましたが、安かったはずです。
お味ですが……
美味しいです!!これは日本人が好きな味だと思います。
ドイツやオランダのポテトチップスって、イモを主食としてたくさん食べる国だからか圧が強いというか。イモ感が強いです。イモイモしいというか。
それはそれでびっくりするくらい美味しいのですが、ただ圧が強いのでたくさん食べるとなるとなかなかキツイときがあります。
そういえばフランスではポテトチップスも立派な食事として認識されていると聞いたことがあります。
つまり「今日の夜ごはん何食べた?」「んーポテトチップス」「そっかー。美味しかったー?」という会話が成立するということです。
誰も何も疑問を感じず、「何でポテトチップス?」なんて野暮なことは突っ込まないでくれるということです。
日本人基準でいえばポテトチップスをごはんと認めてもらうハードルは高そうですが、オランダやドイツのポテトチップスを食べる体験をしたらさもありなん。
確かにごはんで成立しますわ……と、思うかもしれません。
それに比べて北マケドニアのポテトチップスは、あっさりしていて軽くて食べやすいです。
気に入りました。
ボランティア中はもちろん飲めませんが、ハイネケンが欲しくなりました。
このポテトチップスをつまみにして飲んだら絶対素晴らしいと思います。
ポテトチップスとコーヒーでお腹いっぱいになったら、客室掃除の残りを片付けて、洗濯です。
北マケドニアというかオフリドはここ最近朝と夜がとても涼しいです。
朝夜はそうでも、昼は30度から33度くらい。日差しが強いので暑いですが、ただ、湿気があまりありません。
カラッとしていて快適です。
だから暑くても身体への負担が少し軽減されているイメージです。
そして洗濯物が乾くのが早いです。
数時間干していたら8割乾いているくらいの早さ。意識して日差しが強いところに干さなくてもすぐに乾きます。
すぐに乾いてフレッシュなので、お洗濯していると楽しいです。
ゲストハウスには5日~1週間程度連泊する方々がいらっしゃることが多々あります。
最初はよそよそしかったのに、毎日ボランティア中に顔を合わせて挨拶しているうちに彼らがだんだんフレンドリーになるという体験を何度かしていまして(特に中高年のご夫婦の旦那さん)
そのたびに喜びを感じております。
バルカン半島全体はちょっとわかりませんが、少なくとも北マケドニアはスコピエやオフリドでもアジア人があまり歩いていないので、アジア人を見慣れていない人もたくさんいると思います。
だから戸惑うケースもあると思うのですが、少しずつ慣れてもらえるのは嬉しいです。
でもその過程を経ると、そのお客さんがチェックアウトするときにちょっと寂しくなります。
一期一会の出会い。おそらく私の人生でもうこの人たちと同じ空間にいる日は来ないので、マジで今生の別れだと思います。
日本から遠く離れたバルカン半島の北マケドニアのオフリドで、そんなことを日々繰り返し感傷に浸ったりしながら暮らしています。
作家として良い勉強になっていると思います。
ちなみに今日は30分早く対応したので、30分早くボランティアを終了しました。
明日もごはんが出ない日。スーパーで買ったパンの消費配分を考えながら頑張ります。