こんにちは!ゲストハウスボランティアのHiriです。

今日は北マケドニアのカレンダーでは3連休の真ん中の日です。今日も今日とてゲストハウスは満室で、慌ただしく1日が過ぎていきました。

このゲストハウスには各階にウォーターサーバーがありまして。お客様も、そして私も、ウォーターサーバーから美味しい水を出して自由に好きなだけ飲めます。

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共用キッチンにはマグカップやグラスがたくさんあり、飲むときにも困りません。

ヨーロッパで地味に痛い出費といえばミネラルウォーターですが、このゲストハウスにいる限りは水を買わなくていいのでとっても便利です。

ウォーターサーバーは実にありがたいですが、実は北マケドニアでは水道水を飲むことができます。

海外の水は飲めないイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか?
インドだと歯磨きのときにも水道水は使わず購入した水で口をゆすぐらしいですが、ドイツとかオランダなら水道水は普通に飲めます。

カルキが含まれているので、ブリタというカルキを取る道具を使う人が多いですが、気にならないならカルキありのままでも飲めます(カルキでお腹壊すという方もいるらしいので、お腹が弱い方はミネラルウォーターを買ったほうがいいかも?)

意外にも水道水を飲める国が多いヨーロッパ。そのうちの1つである北マケドニアの水道水がどうかというと……普通に美味しいです。

飲みやすいです。THE硬水という感じでもなく柔らかいです。

私はコーヒーが好きでインスタントコーヒーをがぶがぶ飲みます。コーヒー用に沸騰させる水は毎回水道水を使っています。
1日に4杯くらいコーヒーを飲む日もありますが、今のところ水道水コーヒーをどれだけ飲んでもお腹は壊していません。

ただ、水道水を沸騰させずに直に飲んだ日、直後にお腹の具合が悪くなった日が1回だけあります。

たまたまかもしれませんが、もしかしたら水道水を加工せずにそのまま飲むと体質によっては合わないかもしれないので、北マケドニアの水道水を試す予定の方は、パッチテストのようにまずは少しだけ飲んでみることをおすすめします。

北マケドニアは水と野菜とお肉が美味しくて、口にするものには恵まれている国だと思います。

噂(?)によると海外生活経験者の中には現地の料理が合わなくて日本に帰ったという方もいるらしいのですが、北マケドニアはそこらへんをクリアしていると思います。
合う人には本当に合う国です。

ただ、良い意味で何もすることはないので、刺激的な夜遊びが好きならなかなかハードな世界観かも?勉強したり仕事したりのんびり過ごしたりするにはとても快適な環境です。

何もしない、くつろぐという意味で、ここ最近「チル」という言葉を耳にする機会が多いです。

ひと昔前(?)は「チル」と言う言葉を日本人コミュニティで耳にする機会はなかったように思いますが、最近は「チルしたい」とか「チルする」とか「チルチル?」とか結構聞くようになったと思います。

新しく日本語に定着した外来語といえるのかもしれません。

そしてここオフリドに来る他のヨーロッパからの観光客も、「チル」という単語を出す率が高いような気がします。
「どこでチルれる?」とか、「チルしたいんだけど、どこのビーチがいい?」とか、ゲストハウスで働いているのだから当然英語で喋れるもんだと疑いもしない純粋な眼差しで、私に尋ねてくることがあります。

でもね、知らん。

知らんのよ。

英語でどう言えばいいかわからないのではなく(もしかしたらそれもわからないかもしれないけど)
チルれるビーチを知りません。

外にほとんど遊びに行かないし、ビーチにも滅多に行きませんし。

一応ゲストハウスの前にビーチがあるので、「綺麗なビーチあるよ」とは言いますけど。もしかしたらもっと穴場はあるのかもしれません。

オフリドには何かをするために来る観光客より、チルのために来る観光客のほうがもしかしたら多いのかもしれません。
何もしない贅沢ってありますよね。

ここまで語っておいてアレですが、今日泊まったお客さんたちはもれなく全員チルらずに街に遊びに行っていました。

ではでは。