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北マケドニア

北マケドニア ゲストハウスボランティア滞在日記6日目

北マケドニア ゲストハウスボランティア滞在日記6日目

こんにちは!ゲストハウスボランティアのHiriです。 北マケドニアは日本より涼しいですが、動き回ると暑いですね。汗がどばーっと出ます。 このゲストハウスのすぐ前はオフリド湖で、ビーチがあります。 近隣のホテルに宿泊している方々は宿泊先から水着のままでビーチを往復していたりするので、涼しそうでいいなーと思います。 オフリドは日中でも窓を開けていれば冷房なしで過ごせるくらいの気候ですが(風が涼しくてカラッとしています)首都のスコピエは今夏異常に暑いらしく、何と40℃超えしている日もあるのだとか。 よ、40℃……!? 日本よりもハードかも。このゲストハウスの住所がスコピエではなくオフリドでよかったです。 さてヨーロッパの建物って、北マケドニアはもちろんオランダやドイツもそうだったのですが窓に網戸がありません。 こんな感じです。こちらは私が滞在している女性専用の5人部屋です。ただ、今のところベッドが全て埋まることはなく、宿泊のお客様と2人で使っています。 窓に網戸がないということは夜に部屋の電気を点けた状態で開けていると、虫がたくさん入ってきます。 気を付けないと、ぎゃーって感じです。 しかし網戸がない生活に慣れている現地の方々は、虫対策をどうしたらいいかわかっているというか、ナチュラルに入ってこないようにしています。 夜にベランダの電気を点けて、室内は点けないのです! そうすると光に寄せられる虫はベランダには来ますが、暗い室内には入ってきません。 ベランダの照明がついていれば、読書やパソコン作業みたいなことをしない限りは室内も見えますし困りません。 なるほどー!と思いました。ヨーロッパの生活の知恵ですね。 さてさて、北マケドニアに来て1週間が経ちました。 ノートの英文を見ながらになりますが、チェックインの対応、宿泊費のお会計、客室へのご案内もできるようになりました。 ただ、イレギュラーな質問をされるとなかなか難しいことが多いです。 ここにいらっしゃるお客様たちは優しいので、私がフリーズしてしまったら根気強くゆっくり英語で喋ってくれます。だから今のところは何とかなっていますが、申し訳ない気持ちでいっぱいです。 英語が喋れない人だけがわかる気持ちかもしれませんが、こういうとき結構苦しいです。 しかしこれを乗り越えないと、ヨーロッパで永住目指してずっと生きていくことはできないと思うので、強い気持ちで頑張ろうと思います! さてさて今日は11:00から1人で客室清掃を担当しました。宿泊したお客様の人数がいつもより多かったため、夕方までかかりました!(いつもはもっと早い時間に終わります) 宿泊したお客様の人数が多いということは洗濯しなければいけないシーツもいつもより多いということなので、洗濯機も数回動かして数回干しました。 ...
北マケドニア ゲストハウスボランティア滞在日記5日目

北マケドニア ゲストハウスボランティア滞在日記5日目

こんにちは!ゲストハウスボランティアのHiriです。 今日は昼食作りがない日なので、11:00からゲストハウスの客室清掃に取り組みました。 これまでは現地人の女性と一緒に客室清掃をしていたのですが、今日と明日は彼女がお休みなので初めての単独作業でした! 今日は本来のチェックイン時間より前にお客様が3組入ったためバタバタしましたが、無事に対応完了。そしてその後はたくさん溜まったシーツの洗濯……を、しようと思ったら洗濯機が1台動かず。別の1台だけを回して地道に洗濯しました。 洗濯機1台×2回。ダブルベッド用のシーツは濡れると重いので、干す作業が案外重労働でした。 しかし洗濯物を干すスペースで猫ちゃんに遭遇して、あまりの可愛さに疲れが吹き飛びました! この甘えポーズ!萌えーーーーなのですが、洗濯物との格闘が大変で構ってあげられず。 ゲストハウスに戻ろうとしたら「えっ、撫でずに行っちゃうの!?」みたいな顔で凝視されました。私だって遊びたいけれど……遊びたいけれど! 洗濯したいシーツやタオルはまだ残っているのですが、干すスペースがないため明日に持ち越しです。 今日やらないといけない客室清掃と洗濯が終わり、ディナー休憩も終えて今はフロントでブログを書いております。 今日はあと1時間半ほどフロントで待機したら自由時間になりますが、しかし私は毎日ボランティアの後に日本からの仕事をやるのでゴロゴロしている暇はありません。 さっきの猫ちゃんののんびりさが羨ましいです。 1日があっという間に終わります。 ゲストハウスボランティアを「したい」と感じる人の背景はそれぞれ異なるかもしれませんが、基本的に今会社勤めなどのフルタイム勤務をしていない方の選択肢ですよね。 3ヶ月の期間限定なので、その後はまた別のところで新しい生活を始めることが確定しています。 つまり、早い話が客観的に見れば大人(社会人)としては不安定な立ち位置なのですが、実はめちゃくちゃ安定しています。いや、矛盾しているかもしれませんが、本当に安定しているのです。 このゲストハウスのボランティアでは、住居(ゲストハウスの客室)と週5日の食事が提供されます。 少なくともここでボランティアをしていれば、ホームレスになったりごはんを食べられなかったりする心配はありません。それは保証されているので落ち着けます。 これをとても良いものとして特に意識しているのは、私がフリーランスで不安定なのにオランダやドイツに住んだ人だからかもしれません。 私は今、ここのボランティアをできてとても恵まれていると思っています。 しかしここにいつまでもいるわけではなく、3ヶ月だけ。言い方を変えれば3ヶ月後は必ず出ていかなくてはいけません。 ちなみに現在家は借りていないので、3ヶ月後に住む場所すら決まっていません。 めちゃくちゃ不安定です(笑) 日本の常識では「大丈夫か!?」と、心配される感じでしょう。 ...
北マケドニア ゲストハウスボランティア滞在日記1日目

北マケドニア ゲストハウスボランティア滞在日記1日目

初めまして!Hiriです。   Writerityさんが運営しているゲストハウスの3ヶ月限定ボランティアスタッフとして、北マケドニアのオフリドに滞在します。 私はこれまでIT業界にもホテル業界にもほとんど関わりがありませんでした。そして英語はあんまり喋れません。 収入が少ないときは他に仕事をするときもありますが、職業は小説家・漫画原作者・ライターです。一時期は『原稿執筆カフェ』という海外でもバズったお店で店長もしていました。 スキル的にも経験的にも完全なる部外者の立ち位置ですが、身(と、スーツケース)一つではるばる飛び込みました!   背景には、『ヨーロッパについて学びたい』という想いがありました。 私は作品でヨーロッパを舞台にすることが多いですが、もともとヨーロッパには全然詳しくありませんでした。 実際を知らないのに資料を基に描写する中で、『誰よりもリアルなヨーロッパを描写できる作家になりたい』という想いがムクムクわいてきて抑えられなくなりました。 それでとりあえずドイツとオランダに住みました。 そしてもっと視野を広げたくて、ドイツとオランダほどの経済力はないヨーロッパの小さな国にも短期間滞在してみたいと考えるようになりました。   心の中では既にオランダが拠点です。 創作の仕事はフリーランスなのでオランダでできます。そこの収入が減ったとしても、オランダなら英語があまりできなくても仕事を見つけられる可能性があり都合が良い。しかも現地に友達ができて居場所ももうあるのです。 今の私の目標の1つは、オランダの永住権を取得することです。 とはいえ希望する『未来』に到達するルートは1つではありません。『今』何を経験するかも大切です。 この選択は少々回り道に見えるかもしれませんが、私は1つの拠点で腰を据える前にあと少しヨーロッパの違う場所も見たほうがいいのではと考えました。 小説や漫画の仕事は博打みたいな要素があり、急に収入が途絶えるリスクがあります。 日本ならまだしも、この立場で海外に滞在するとなると現地で働くのが諸々確実です。 でもフリーランスのスタイルに慣れてしまったのに、長期フルタイム前提で働ける?短期だと海外でできる仕事は限られてくる。英語があまりできない私には難しい。じゃあ長期?いや、長期で就労するなら将来の勝負のために今もっと創作に集中したほうがいいのでは?でもどこまで印税続くかな?どうかな?生きるって難しいな……。などなど。 ここ最近は本当に色々考えていましたが、そんなときにふと、オランダの友達が言っていた『外国のゲストハウスでボランティアする代わりに、無料で滞在させてもらっていた』という言葉を思い出しました。 喋りは全然ダメでも文章なら強気になれたので、さっそくバルト三国やチェコなどのゲストハウスに連絡しました。 しかし『募集していない』とお返事がきて、がっかりしながらネットサーフィンをした瞬間に、まさかの!出てきたのです。 ...